バルセロナに所属するスペイン代表FWラミン・ヤマルに戦列復帰の目処が立ったようだ。29日、スペイン紙『アス』が伝えている。
ヤマルは現地時間15日に行われたラ・リーガ第17節レガネス戦（0－1●）に先発出場。16分に右サイドからカットインしようとした際に相手選手のスライディングタックルによって右足首を捻ってしまう。一度はピッチに倒れ込んだものの、治療を経てピッチへ戻り、75分にスペイン代表MFガビとの交代を告らるまでプレーを続けていた。
しかし、試合から一夜明けて行われた検査の結果、ヤマルが右足首のじん帯にグレード1の損傷を負っていることが判明。バルセロナは離脱期間について3週間から4週間と発表し、現地時間21日に行われたラ・リーガ第18節アトレティコ・マドリード戦（1－2●）ではベンチメンバーから外れていた。
その後の状態に注目が集まるヤマルだが、この度『アス』が報じたところによると、負傷箇所の右足首は極めて順調な回復を見せているとのこと。現地時間29日に行われたクリスマス休暇後最初のトレーニングセッション中に検査が行われ、経過が確認されたという。同選手は間もなく近日中にピッチでのトレーニングを開始する見込みで、1月8日に控えるアスレティック・ビルバオとのスーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝で復帰する可能性もあるようだ。
17歳ながらバルセロナの中心選手として活躍するヤマルは、今シーズンここまで公式戦21試合に出場し6ゴール12アシストをマークしている。同選手が先発出場した際の戦績は16勝1分2敗、ベンチスタートおよび欠場の際の戦績は1分4敗とチームのパフォーマンスに与える影響力は絶大だ。このところ失速気味のバルセロナにとって、崩しの切り札となるヤマルの復帰は大きな追い風となるだろう。
【プレー動画】バルセロナで輝きを放つ17歳の神童ヤマル
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