アレクサンダー・アーノルド、来季レアル移籍は「90%完了。サイン以外合意」 スペイン紙報道

 スペイン紙『アス』は29日、リヴァプールに所属するイングランド代表DFトレント・アレクサンダー・アーノルドのレアル・マドリード移籍が「90パーセント完了。実質的に終わっている」と報じた。

 アレクサンダー・アーノルドは2025年夏でリヴァプールとの契約が満了を迎えるため、1月1日から他クラブと来年夏のフリー移籍について事前契約を結べるようになる。『アス』紙によると、レアル・マドリードとの正式なサイン以外はすべて合意しており、あとは年が明けるのを待つだけとのこと。

 プランBでトッテナムのスペイン代表DFペドロ・ポロ、プランCでレヴァークーゼンのオランダ代表DFジェレミー・フリンポンをリストアップしているが、アレクサンダー・アーノルドとの交渉は順調そのものだという。すでにリヴァプールにも交渉を行うことが伝えられており、同クラブは契約延長を望みつつも、本人の意思を尊重する構えだ。なお、シーズン途中にチャンピオンズリーグ(CL)のライバルへ移籍するのは同選手の本意ではないため、1月の移籍は実現しないと見られている。

 現在26歳のアレクサンダー・アーノルドは、6歳の頃からリヴァプールのアカデミーに所属。2016年10月に18歳でプロデビューを飾り、超高精度のキックを武器に右サイドバックのレギュラーに定着した。公式戦通算332試合に出場し、2018-19シーズンのCL優勝や19-20シーズンのプレミアリーグ制覇などに貢献してきた。

 移籍決断の理由については友人であるイングランド代表MFジュード・ベリンガムの存在も大きいと『アス』紙は指摘。リヴァプール一筋のアレクサンダー・アーノルドは果たして、約20年過ごした『アンフィールド』を離れることになるのだろうか。

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