タイガーの息子・チャーリーがエース達成 尾崎直道は「来年、PGAツアーの試合に出るかもね」

<PNC選手権 最終日◇22日◇リッツ・カールトンGC(フロリダ州)◇7106ヤード・パー72>

4大メジャーか「ザ・プレーヤーズ選手権」優勝者が家族とペアを組んで戦う「PNC選手権」。最終ラウンドが終了し、トーナメントレコードとなるトータル28アンダーを叩き出したベルンハルト・ランガー(ドイツ)と息子のジェイソン組がプレーオフを制し、連覇を達成した。中継したBSJapanext(BS263ch)で解説を務めた尾崎直道が大会を振り返る。

大会は2日間36ホール競技で20組40人が出場。1打目はペア2人が打ち、2打目以降はベストボールを選択するスクランブル方式で争われた。タイガー・ウッズ(米国)とタイガーの息子、チャーリーの親子は首位タイで最終日を迎えた。

そして、迎えた4番パー3だった。チャーリーのティショットはピン前約2メートルに落ちると、そのまま2バウンドしてカップイン。ホールインワンを達成した。大歓声の中、ようやく「入った」と気づいたタイガーは、チャーリーを力強く抱きしめ、満面の笑みを浮かべた。

試合はランガー、その息子ジェイソン組とのマッチプレー状態に。両チームともに「57」をマークし、戦いはプレーオフに突入した。プレーオフ1ホール目も18番パー5。チーム・ウッズはグリーン右エッジからチャーリーが放ったイーグルパットがカップに蹴られて入らず、がっくりと膝を落とした。最後はベルンハルトが5メートルのイーグルパットを沈めて勝利。大会連覇を果たした。

解説を務めた尾崎直道は、「チャリー君は本当に持っているよね。来年は、PGAツアーの試合に出場するかもしれないね。楽しみが増えました」と、15歳を褒めたたえた。

7月の「全英オープン」以来の実戦となったタイガーについては、「優勝争いをするなかでのナイスショットと、時々見せるあの眼差しっていうのかな、勝負師の顔を見ることができた。それは良かったなと思います」。来季の復活に期待した。

BSJapanextでは今夜9時から「PGAハイライト」を放送(公式アプリでも同時配信)。週末2日間にわたって放送した中継映像、今大会のハイライト映像を1時間に凝縮して振り返る。

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