MFアルトゥール、今冬のユヴェントス退団を希望か…代理人はジローナと接触?

 ユヴェントスに所属するMFアルトゥールが、今冬にクラブを退団することを望んでいるようだ。4日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1996年8月12日生まれのアルトゥールは現在28歳。母国ブラジルのグレミオでプロキャリアを始めると、2018年夏から2年間在籍したバルセロナを経て、2020年夏にユヴェントスに加入。1年目と2年目は公式戦30試合以上に出場したものの、その後はリヴァプールとフィオレンティーナへのレンタル移籍を挟み、復帰初年度となる今シーズンはここまで公式戦出場なしとなっている。

 そんな同選手は、来年1月2日から開場する冬の移籍市場でユヴェントス退団を望んでいるようだ。『アス』によると、2026年夏までの契約を残しているアルトゥールだが、この状況から脱却する活路を模索しているとのこと。実際に、数週間前から代理人が移籍先を探しており、ここ数日はジローナと接触していることを明らかにした。

 一方で『アス』は、ジローナは代理人による売り込みを歓迎しているとしつつも、現在は目下に控えているレアル・マドリード戦とリヴァプール戦に集中しており、まだ移籍市場には目を向けていないと指摘する。そもそもクラブ上層部は、今冬の補強を急務とは考えておらず、状況を見極めた上で必要と判断した場合に限り、獲得に動くという方針で固まっている模様。ただし、ジローナとしても、アルトゥールのクオリティや経験はミチェル監督が志向するスタイルにフィットする可能性があるとし、検討するべき選手だという認識も持っていると併せて伝えている。

 その他、同選手の代理人はマルセイユなどともコンタクトを取っているとされるが、果たして、新天地は見つかるのだろうか。

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