メジャー初制覇はピンク、日本勢初の快挙はゲン担ぎカラーで… 古江彩佳のウエアのこだわり【カメラマン南しずかの米ツアー小話】

畑岡奈紗、古江彩佳、渋野日向子らに加え、今季からは西郷真央らが新たにメンバー入りし、日本勢9人が出場している米国女子ツアー。その動向にも注目だが、試合以外や海外勢のおもしろ話まで伝えるのはなかなか難しい部分も…。そこでツアーを長年取材しているカメラマン・南しずか氏が気になるネタをピックアップ。これを見れば“米女子ツアー通”になれるかも!?

古江彩佳のウエアの選択は興味深い。例えば、5月「ミズホ・アメリカズオープン」の最終日、紺のトップスに白のパンツという「みずほカラー」をチョイス。古江とパートナー契約をする企業が大会の冠ということをふまえ、同大会を盛り上げる心意気を感じさせた。

7月の「アムンディ・エビアン選手権」の最終日の勝負服は、大会カラーのピンク色のスカート。キャディのマイク・スコット氏もピンクのシャツを着て、自身初の海外メジャー制覇をサポートした。

さらに、ドレスも“カラー”を意識した。最終戦「CMEグループ・ツアー選手権」の開幕前日に行われた、その年に活躍した選手らを称える年間表彰式『ロレックスLPGAアワード』では、「ロレックスを意識して選んだ」という艶(つや)やかな緑色のドレスで出席した。

本人いわく、ゲン担ぎの色は蛍光イエロー。最終戦の最終日、その蛍光イエローのウエアで日本勢初の『ベアトロフィー』(年間平均ストロークNo.1)を見事に掴み取った。飛躍した2024年シーズン。試合後には「すごくいい1年だったと思います」と笑顔で締めくくった。

来年はどんな活躍するのか、そしてウエアの色のチョイスも…。古江からますます目が離せない。(取材・文/南しずか)

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