58歳で取り戻した“あの頃の気持ち” 鈴木亨が「68」の首位発進

<日本プロゴルフシニア選手権 TSUBURAYA FIELDS CUP 初日◇3日◇イーグルポイントゴルフクラブ(茨城県)◇7102ヤード・パー72>

シニアツアー8年目、58歳の鈴木亨が5バーディ・1ボギーの「68」をマークし首位タイ発進を決めた。「スコアとしては納得ですね」と笑顔を見せる。スタートホールでは短いバーディパットを外したが、そこからの立て直し方は熟知している。
「ティショットがフェアウェイにずっと行っていたので、3回ぐらいしか外れていない」と好スコアに導かれた。チャンスにつける回数も多かったが、実はこのコースはそんなに簡単ではない。「難しいですよ」と苦笑いを浮かべる。総距離は2012年大会に次ぐ7102ヤード。ホールはうねり、馬の背で狭いホールなもある。つまりショットの精度が一番大事ということだ。

「少し言葉は悪いけど、“シニア慣れ”していたというか…」。レギュラーツアーに出ていたころに比べれば、スコアへの執着心が少し低下していたことに気づいたのも、首位発進の決め手のひとつ。若い頃のガツガツした気持ちやしびれる緊張感が、難コース攻略に役立った。

ここまでシニアメジャーでの優勝はなし。上位には入るものの、頂点には届いていない。念願のシニア日本タイトル獲得へ。貯金を生かして、最後まで突っ走りたい。

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