“間”抜けスライスから脱却しよう! イ・ボミは切り返しで「左尻」を引いて踏み込む

「トップの“間”」を作れずに、いきなり手で下ろしにいってしまうゴルファーは多い。結果として、手元を下ろしていくスペースがなくなり、体が伸び上がって弱々しいスライスが出る。力強いショットを打つにはどうしたらいいのか。2015、16年に2年連続で日本ツアーの賞金女王に輝いたショットメーカー、イ・ボミ(韓国)に聞いてみよう。

ダウンスイングのタイミングを整えるには、トップから切り返すときに“間”を作り、上体が一瞬止まった状態を作ることが大切です。上体で打ちに行く動きを抑えながら、足元から順番に体を動かしやすくなります。

トップの“間”を作るには、切り返しでやや下に沈み込む動きが必要です。左お尻を引きながら、自分の後ろに置かれた高い椅子に座るイメージを持つと良いでしょう。前傾角度をキープできて、手元を下ろしていくフトコロが作れます。
また、ダウンではおヘソを下に向けることも大切です。おヘソが上を向いてしまうと右足に体重が残って、あおり打ちになりやすい。右足内側と左足外側で踏む意識を持つと、おヘソを下に向けながら回転しやすくなります。

■イ・ボミ
1988年生まれ、韓国水原市出身。2011年から日本ツアーに参戦し、正確なショットを武器に賞金女王を2度獲得、通算21勝を積み上げた。愛くるしい笑顔から『スマイル・キャンディ』と呼ばれ、多くのファンをとりこに。昨年10月の「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから引退した。延田グループ所属。
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