山下美夢有の連続ノーボギーは『113』でストップも…ツアー新記録樹立「このコースはボギーを打たないことが大事」

<日本女子オープン 初日◇26日◇大利根カントリークラブ 西コース(茨城県) ◇6845ヤード・パー72>

山下美夢有が第1ラウンドで連続ボギーなしホール数を『113』に伸ばし、これまで自身が持っていた『102』を更新。ツアー新記録を打ち立てた。
今年はまず6月の「ニチレイレディス」第2ラウンド10番から、9月の「ソニー日本女子プロ選手権」第1ラウンドの前半3番までボギーなしを続け、連続102ホールの新記録を樹立。さらにその日本女子プロ第2ラウンドの前半16番から、2週前の「住友生命Vitalityレディス 東海クラシック」終了時点で、再び102ホールに並び、今大会の第1ラウンド後半11番まで継続した。

初日は4アンダーと、首位と3打差の2位タイにつけている。前半に3つ伸ばすと、後半は12番でスコアを落としたが、16番で10メートルのパットを決めると、18番もバーディで締めくくった。「タッチが合ってくれたので、ラインも合った」。ショットとパットがかみ合っての「68」だった。

記録はいったん途絶えたが、それでもツアー史上最長の6845ヤードを誇る難コースでボギーは1つにとどめた。「このコースはボギーを打たないことが大事。そのなかでパー5ではしっかり取れるよう頑張っていきます」。この日、一緒に回った首位の古江彩佳については、「ショットが安定していて、ピン筋につく回数が多かった」と話す。その背中をまずは追いかけていく。

2022年の「ワールドレディスサロンパスカップ」、22、23年の「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を制している山下は、今大会で史上11人目のメジャー3冠を目指す。(文・間宮輝憲)

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