
<クローガー・クイーンシティ選手権 2日目◇20日◇TPCリバーズ・ベンド(米オハイオ州)◇6705ヤード・パー72>
次週は6年前に米国女子ツアー初優勝を挙げたアーカンソー大会。畑岡奈紗はそこに向けて気持ちを切り替えようとしていた。「たぶん入らないですね」。ホールアウト時点では予選通過が厳しい状況だったが、終わってみればギリギリで決勝ラウンド進出を決めた。
初日1オーバーと出遅れ、2日目は巻き返しが必要な状況。4番でバーディを先行させたが、6番のパー5で痛恨のボギー。「ちょっとパー5でボギーだったり、(バーディを)取れなかったりというのがあったので、伸び悩んだのはそこかな」。
ショット面、パット面での満足度は低い。「チャンスが少なかった」という歯がゆい一日。パーパットでしのいだが、思うようにスコアを伸ばせず、上位との差は大きく開いた。
大会前にはビッグスコアのイメージが出なかったコースで、予想に反して伸ばし合いの展開になっている。「思ったより伸びましたね」というなか、自身は9番以降でスコアを2つ伸ばしたが、トータル1アンダーにとどまり、一度はあきらめかけた。それでも、64位タイというギリギリのラインで挽回のチャンスをつかんだ。残り2日で巻き返しを図る。