「風に勝つミスショット」の“迷言”も? 岩崎亜久竜は優勝戦線とどまる『69』

<ANAオープン 3日目◇14日◇札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コース(北海道)◇7066ヤード・パー72>

首位と1打差の2位タイから出た岩崎亜久竜だったが、3日目はティショットが乱れた。「林にめっちゃ行きました」と苦笑い。それでも6バーディ・3ボギーの「69」をマークし、首位の永野竜太郎と3打差で優勝戦線に踏みとどまった。

先週の「Shinhan Donghae Open」では首痛で棄権をしたが、「今は大丈夫」と痛みもなくなり、元気な姿でラウンドをしている。初日から「66」、「67」と好プレーを見せているが、スコアとは裏腹に“ドタバタ”な内容だという。

2日目は「あまり林に行かなかった」とティショットも落ち着いてたと話していたが、この日は“散らばった”。午後は風も吹き始めたが「風は関係ないくらい悪かった。風に勝つミスショット(笑)」と“迷言”も飛び出した。

「7番までは完璧だった」と前半で2つのバーディを奪ったが、8番のパー3でアゲンストに対し「低い球を打とうしたら、そこからおかしくなった。急に人が変わっちゃったような…」と冗談めかした口調で嘆いた。

その後は「アドレスの仕方や向きを変えた」が、最後まで修正はできずコース内に収めることが精一杯だったと話す。それでも「最後にバーディが取れたのが良かった。タッチも途中まで合っていなかったので、3パットだけしないように、簡単に“オッケー”で上がれるようにしたいと思ってやっていました。あすに繋がればいいな」。15メートル近いバーディパットを沈めて、気持ちよく上がれたことは好材料だ。

今大会には4年連続4回目の出場で、自己ベストは2022年の30位タイ。最高位を大幅に更新するどころか、昨年の「日本オープン」以来の2勝目も見える位置で最終日を迎える。ただ、そこに対する気負いは感じられずいたって自然体。「練習します」と言い残し、ショットの修正を図るべく練習場へと急いだ。(文・齊藤啓介)

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