タイガー・ウッズが6度目となる腰の手術を受けたことを発表 復帰時期は未定

タイガー・ウッズ(米国)は13日、自身のXで腰の手術を受けたことを発表した。
タイガーのファンデーションの声明によると、「今朝早くにタイガーは、腰の神経の圧迫を緩和するため、腰椎の微小減圧手術を受けた。手術はウエストパーム・ビーチ(米フロリダ州)のシュラズ・クレシ医師が執刀し成功した」とされた。

またタイガー自身は「手術はとてもスムーズに進んだ。これで2024年のシーズン中のほとんどを苦しめられた腰の痙攣が緩和されることをとても期待している」とコメント。「リハビリをして、ゴルフを含む通常の日常生活を送れることをとても楽しみにしている」と綴った。

今年12月で49歳を迎えるタイガーは、7月の「全英オープン」以来、実戦から遠ざかっている。2024年は2月に自身がホストを務めるPGAツアー「ジェネシス招待」(リビエラCC・ロサンゼルス)に出場したが、第2ラウンド途中で体調不良のため大会から棄権。4月の「マスターズ」は予選通過を果たしたが60位。「全米プロ」、「全米オープン」、「全英オープン」は予選落ちだった。

タイガーが腰の手術を受けるのは6度目と数えられ、21年2月にロサンゼルス郊外で起こした自動車事故で右脚に重傷を負ったが、22年4月のマスターズで実戦復帰を果たした。

復帰時期については明言されていないが、「僕たちにとっての第5のメジャー、父と息子の大会をとても楽しみにしている」とこれまでに何度も語っており、長男のチャーリー・ウッズとペアを組んで戦う「PNC選手権」(12月21〜22日・フロリダ州)への出場を希望していた。また12月上旬にはバハマで開催されるウッズ主催の「ヒーロー・ワールド・チャレンジ」が開催される。(文・武川玲子=米国在住)

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