「この日のために準備した」河本結はレース、古江彩佳は白のノースリーブ…　前夜祭パーティウエアのこだわりは？

＜住友生命Vitalityレディス 東海クラシック　事前情報◇11日◇新南愛知カントリークラブ美浜コース（愛知県）◇6560ヤード・パー72＞

名古屋市内のホテルで開かれた前夜祭には、前週の「ソニー 日本女子プロ選手権」で4月の初Vからの今季6勝目を初のメジャー制覇で果たした竹田麗央、2年連続年間女王の山下美夢有、昨年大会で完全優勝を果たした岩井明愛らツアーを彩るヒロインたちが出席した。
その中でもひときわ華やかなパーティウェアで登場したのが、8月「NEC軽井沢72」で5年ぶりとなるツアー2勝目を挙げた河本結。大人の色香を漂わせるスカイブルーのレースのドレスは「この日のために準備しました」というもの。「前夜祭で一度着た服は二度と着ないと決めています。気に入ったものがあるとまとめて買ったりしています。シワにならないように運ぶのが大変だけど、似合っていると言われて、うれしいです」とほほ笑んだ。

対照的だったのは昨年のプロテストに合格したルーキーの政田夢乃で、「前夜祭に出るのは2度目で、前回と同じワンピースです」と苦笑い。「まだよく分からなくて」と、カメラマンのリクエストに応えるポージングも初々しくてぎこちなかった。

2020年大会でプロ初優勝を果たした古江彩佳はノースリーブの白のワンピースで出席。7月「アムンディ・エビアン選手権」で海外メジャー初制覇を達成した24歳は、凱旋試合となったソニー 日本女子プロ選手権に続く日本ツアー参戦に、「楽しみです」と笑顔で話した。大会初日は山下美夢有、西村優菜とラウンド。22年「マスターズGCレディース」の予選ラウンド以来となる“関西トリオ”の共演は注目を集めそうだ。（文・臼杵孝志）