32人抜きの上田諭尉が思い出したジャンボからのアドバイス「指で握ると抜けない」

今週の「コマツオープン」でシニアデビューを果たした上田諭尉(ゆい)。初日は「曲がりまくって拾いまくった」と荒れるショットに苦しみ、イーブンパーは37位タイで発進。2日目は「ショットが良くて、フェアウェイキープできた」と、スタートホールから5連続バーディを奪うなど、8バーディ・ボギーなしのラウンドで、この日のベストスコアタイとなる「64」をマーク。トップと2打差のトータル8アンダー・5位タイに急浮上してきた。
「忘れていたことが1つあって、グリップがしっくりきていなかった」。上田が思い出したのはジャンボ尾崎の「この2本で握れ」という教え。以来、アマチュアにも左手の小指と薬指でしっかり握ることをアドバイスしてきたが、自分が忘れていた。「(初日は)グリップが緩んでいた。僕は小指と薬指にかかると良いんですよ。指で握るとクラブが抜けない。手で握ると抜けちゃうんです」。
最終日は最終組の1つ前から逆転を狙う。もし優勝すれば、2019年「金秀シニア 沖縄オープン」の手嶋多一以来となるツアー史上12人目のデビュー戦Vとなる。

「まずはシニアの雰囲気に慣れること」と開幕前に話していた上田。優勝争いの中で迎える最終日も「順位とかじゃなくて、自分でやってきたことが明日できるかどうか。それができれば結果がついてくる。優勝しますって言って優勝できたらかっこいいけど、そんなに簡単ではない」とコメントは控えめだ。

藤田寛之も宮本勝昌も、そして片山晋呉もデビュー戦Vどころかルーキーイヤーに勝てなかった。ジャンボが教えてくれたグリップと「飛んで300ヤードくらい」という豪快なショットで、上田がどこまで優勝に近づけるか注目したい。

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