高速SAに全国初「サウナ」設置します! “なんとも残念なSA”を変えたい!?

理由がなかなかスゴイ!

大都市のSAなのに「トイレだけ」を変えたい

 NEXCO東日本新潟支社は2024年9月3日、日本海東北道のSAで高速道路初となるアウトドア「サウナ」イベントを実施すると発表しました。新潟市を拠点にサウナ関連の事業を手掛けるHUB SAUNAと連携し、9月21日、22日の土日に開催されます。

 場所は日本海東北道、豊栄SAの下り線(山形方面)です。「トヨサカSA(サ)ウナ」と題し、SA内にテント型のサウナと水風呂、ベンチを設置するほか、芝生エリアにはキッチンカーも出店します。サウナイベントの参加費用は90分2000円です。 実はこの豊栄SA、普段はトイレと自販機しかなく、“PAに比べて施設が充実している”というイメージを覆すSAとなっています。 ベッドタウンとして開発が進む新潟市北区に位置し、市の中心部から車で約30分とアクセスは良いものの、主要な設備がトイレのみのため、「芝生エリアをはじめとしたSAの魅力を最大化できていないのでは?」という声が今回の企画につながったといいます。 このエリアは広い園地に加え、阿賀野川が近くに流れ「爽やかな風が吹き抜ける」という条件がサウナイベントに適しているとのこと。NEXCO東日本若手社員の有志がSAの新たな魅力を提供すべく準備を進めてきたといいます。 ちなみに、NEXCO東日本新潟支社は以前、豊栄SAが「SA」になったのは、概ね50kmおきというSAの設置間隔を考慮したものの、利用が多くなく、商業施設などの常設は採算面から難しいとしていました。この区間は市街地側に並行して、全国屈指の交通量を誇る高速道路並みの無料道路「新新バイパス」が通っていることも一因かもしれません。

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