“海”といえば…神谷そら 連覇に向けては景色も重要?「堪能できれば」

<ソニー 日本女子プロゴルフ選手権 事前情報◇4日◇かねひで喜瀬カントリークラブ(沖縄県)◇6670ヤード・パー72>

大会連覇のチャンスがあるのは一人。昨年覇者の神谷そらだけだ。長崎県で行われた2023年大会では、2位に入った小祝さくら、3位タイの山下美夢有、西郷真央、岩井明愛ら強豪を振り切って日本タイトルを手にした。
「ディフェンディング感は会場が違うのでないんですけど、素晴らしい組合せに入ってしまったので、たくさん勉強したいなと考えています」。予選ラウンドは古江彩佳、竹田麗央との注目グループ。会場内を歩けば歴代チャンピオンとして大きなパネルで自分の顔を見ることもできるのは「ちょっと恥ずかしいけど光栄」。大会2勝目に向けて、気分も盛り上がってきた。

昨年はフル参戦初年度で4月の「フジサンケイクラシック」でツアー初優勝を遂げると、本大会で2勝目を飾った。期待が集まる今季はここまでトップ10が5回でメルセデス・ランキングは31位と優勝には届いていない。後半戦に入ったいま、そろそろ優勝の2文字もちらつくなかで、今週のコースは、実は相性がいい?

ここまでの2勝はともにシーサイドコース。今週も沖縄本島の西側で海が望めるロケーション。「インコースは海が結構見えるんですけど、アウトコースは、最終ホールくらいしか見えないので、インコースのほうで海を堪能したいなと思っています」とここでも海を味方にしながらスコアを伸ばしていきたい。

「いまのところは普段の試合と同じように準備できているので、試合になってみないとわからないですけど、いつも通りのテンションでいけたらいいなとは思っています」と、平常心でスタートを切るつもりだ。

今季は同学年の竹田が5勝を挙げてランキング1位を爆走中。22年大会覇者の川崎春花も今季3勝と好調をキープしている。遅れをとらないために、神谷の逆襲が沖縄の海からスタートする。

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