最終戦で2億円超ゲット 過去最高…松山英樹の今季獲得賞金がすごい

<ツアー選手権 最終日◇1日◇イースト・レイクGC(ジョージア州)◇7490ヤード・パー71>

世界ランキング1位、スコッティ・シェフラー(米国)の年間王者戴冠で幕を閉じたプレーオフ最終戦。年間王者のボーナスとして2500万ドル(約36億円)もの大金を獲得し、“シェフラーの時代”到来を感じさせるフィナーレとなった。
シーズン7勝を挙げた絶対王者が君臨する世界最高峰のツアー。そこで奮闘し、日本のファンを沸かせたのが松山英樹だ。シーズン2勝。最終戦でも9位に入って“臨時収入”を得た32歳は、今季どれほどの賞金を稼ぎ出したのか。

まずはシーズンの賞金。ランキングではシェフラー、ザンダー・シャウフェレ(米国)に次ぐ3位につけたが、その額は自己最高となる1123万7611ドル。日本円にして16億5000万円超の大金を稼ぎ出した。最終戦を除いて18試合に出場したから、1試合平均は約9100万円だ。

さらに、レギュラーシーズンのポイントランキングトップ10に与えられるボーナス(コムキャスト・ビジネス・ツアートップ10)240万ドル、最終戦9位で得た160万8333ドルを合わせて、400万8333ドル(約5億8900万円)を報酬として獲得した。賞金ランキングと合計すると、約22億4000万円。まさに荒稼ぎとなった。

ちなみに、米ツアーの生涯獲得賞金ランキングを見てみると、松山は5540万1807ドル(約81億4200万円)で13位につけている。アジア・オセアニアの選手としては、5位のビジェイ・シン(フィジー)、6位のアダム・スコット、9位のジェイソン・デイ(ともにオーストラリア)に次ぐ4番手。昨今はLIVゴルフに対抗して賞金額が高騰しているという事情もあるが、いかに松山が世界的プレーヤーであるかを物語っている。

2月の「ジェネシス招待」で2年ぶりV。「パリ五輪」では男子ゴルフ史上初の銅メダルを獲得し、「フェデックス・セントジュード選手権」でプレーオフシリーズ初制覇を遂げて大台の10勝に到達した。充実したシーズンを過ごし、その名声をさらに高めた押しも押されもせぬ日本のエース。長い戦いで傷ついた体をオフで癒やし、来季からもツアーの中心選手として奮闘していく。

【松山英樹 シーズンごとの獲得賞金額】
・2013-14年(27位、1勝)…約4億1700万円
・2014-15年(15位、未勝利)…約5億5200万円
・2015-16年(9位、1勝)…約6億1600万円
・2016-17年(4位、3勝)…約12億3100万円
・2017-18年(39位、未勝利)…約3億9500万円
・2018-19年(23位、未勝利)…約4億9000万円
・2019-20年(12位、未勝利)…約5億3800万円
・2020-21年(18位、1勝)…約7億2900万円
・2021-22年(12位、2勝)…約8億4800万円
・2022-23年(46位、未勝利)…約5億6900万円
・2024年(3位、2勝)…約16億5000万円

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