韓国女子ゴルフツアーは、1部、2部、3部に分かれており、激しい入れ替え競争が繰り広げられているという。韓国メディアのゴルフ担当記者が「毎年たくさんの選手が入れ替わるので、名前と顔を覚えるのが大変」と言っているほどだ。
ちなみに1部ツアーは賞金ランキング60位までがシード。2部ツアーは同20位までに入れば、翌年の1部シード権が得られる。今季の韓国ツアーでは30歳以上のシード選手は10人ほどで、最年長は永久シードを保持している36歳のアン・ソンジュ。引退したキム・ハヌルは「25歳くらいで“ベテラン”と書かれてショックだった」と笑っていたが、30歳を超えるとほとんどが引退する傾向にある。
競争が激しいだけに、若手の台頭が著しい韓国女子ツアー。今季、海外で行われたKLPGAツアー開幕戦「ハナ金融グループシンガポール女子オープン」でツアー初優勝遂げたのは、2001年生まれ23歳のキム・ジェヒだった。3月10日の誕生日に勝ち取った栄冠だった。
プロ転向後に参戦した2020年2部ツアーで賞金女王になり、デビュー4年目にして手に入れたレギュラーツアー初優勝。25歳でベテランと言われる韓国ツアーで手にした勝利は、ジェヒが美貌だけで人気を得ているのではないことの証明だった。
韓国女子ツアーは日本でもCS放送で放映しているので、ぜひ視聴してみよう！
（写真提供・KLPGA、MHN Sports）
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