オシムヘン、年俸約64億円の4年契約でアル・アハリと個人合意か…欧州復帰に関する解除条項が付帯?

 サウジ・プロフェッショナルリーグのアル・アハリが、ナポリに所属するナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンと個人合意に至ったようだ。29日、イタリアメディア『カルチョ・メルカート』や『フットボール・イタリア』などが伝えている。

 現在25歳のオシムヘンは、ドイツのヴォルフスブルクでプロキャリアをスタート。シャルルロワとリールでのプレーを経て、2020年9月にナポリへと完全移籍で加入した。在籍3年目の2022-2023シーズンにはセリエAで26ゴールを挙げて得点王を受賞。クラブを33シーズンぶり3度目のスクデット獲得に導いた。昨シーズンも公式戦32試合出場17ゴール3アシストをマークし、今夏での移籍の可能性が取り沙汰されている。

 以前から多くのメガクラブによる関心が報じられているオシムヘン。しかし、未だ移籍は実現しておらず、開幕を迎えた今シーズンは公式戦全試合でメンバー外に。ナポリのジョヴァンニ・マンナSD(スポーツ・ディレクター)は同選手が退団を希望していることを認めたものの、去就が不透明な日々を過ごしている。

 そんななか、オシムヘン獲得を画策していると噂されてきたアル・アハリが、同選手と個人合意に至った模様。年俸4000万ユーロ(約64億円)の4年契約で両者の交渉がまとまったという。また、契約には2025年からのヨーロッパ復帰を容易にする契約解除条項が含まれているようだ。

 一方、クラブ間での交渉は現在も進行中である様子。アル・アハリが最初に提示した移籍金は7000万ユーロ(約112億円)に届かない金額だったが、ナポリ側がさらなる上積みを望んでいると主張した。

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