初の海外メジャーを経験した清水大成 次の目標に向けて「勝ちたい」

<Sansan KBCオーガスタ 事前情報◇20日◇芥屋ゴルフ倶楽部(福岡県)◇7274ヤード・パー72>

1週間のオープンウィークを経て、清水大成が地元・福岡県に帰ってきた。昨年大会は10位タイ、2022年大会では自己ベストタイの3位に入るなど好成績を残しているこの地で、念願のツアー初優勝を狙う。
前戦の「横浜ミナトチャンピオンシップ」ではショットとパッティングがかみ合わず、52位タイでフィニッシュ。2023年大会の2日目に大会レコード「61」を出した好相性のコースだっただけに、悔しさが残る結果となった。

最終日、後半の3番ホールではシャフトのソケットが割れるトラブルに見舞われ、5番から3連続ボギーを喫したが、「気にする順位でもなかったし、ちょっとでも次につながるゴルフをしよう」と落ち着いたプレーを見せた。その後、連続バーディで終えると「気持ち的にはトップ10入り」と前向きに会場をあとにした。

今年は、日本最終予選会を突破して「全米オープン」に出場。自身初の海外メジャー挑戦となった。結果は予選落ちに終わったが、大舞台でしか味わえないコンディションやプレッシャーは大きな収穫となった。将来海外ツアーを見据える清水にとって、次の目標は10月に日本で開催される米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」だという。

同大会の出場者は米男子フェデックスカップランキング上位60人に加え、日本ゴルフツアー機構(JGTO)賞金ランキング上位8人、6月の日本メジャー初戦「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」を制した岩田寛(同ランキング5位)、スポンサー推薦選手9人を含む計78人が出場できる。現在の賞金ランキングは9位。既に出場権を獲得している岩田を除けば出場圏内だ。

「地元だし、勝ちたい」。アマチュア時代から出場している思い入れのある今大会。ZOZOへの出場を確定させるためにも、悲願の初タイトルを挙げたい。

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