主将ギュンドアンがドイツ代表引退を発表「代表チームでのキャリアに終止符を打つ時が来た」

 ドイツサッカー連盟(DFB)は19日、バルセロナに所属するドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが代表から引退することを発表した。

 現在33歳のギュンドアンは、2011年10月11日の国際親善試合ベルギー代表戦で初キャップを記録。2014年ブラジルワールドカップ(W杯)とEURO2016を負傷で欠場したものの、ヨアヒム・レーヴ監督、ハンジ・フリック監督、ユリアン・ナーゲルスマン監督と歴代の指揮官から厚い信頼を寄せられた。2023年9月には移民出身初となるドイツ代表キャプテンに就任し、主将として19試合に出場。母国開催となったEURO2024でもキャプテンとしてチームを牽引した。

 ギュンドアンは自身のSNSを更新し、「数週間の熟考の末、代表チームでのキャリアに終止符を打つ時が来たという決断に達しました。母国のために82試合出場できたことは大きな誇りに思っています。2011年に代表デビューしたときには、夢にも思わなかった数字です。私のハイライトは間違いなく、母国開催のEURO2024でキャプテンとしてチームを牽引できたことでした。長い年月を経て、ようやくこの国に再び誇りを取り戻すことができました。その一翼を担えたという事実は本当に喜ばしいことです」と代表チームへの思いを語った。

 続けて、「しかし、大会前から体だけでなく頭にも疲れを感じていて、代表引退を考えさせられました。そして、クラブや代表の試合数は減少していない状況にあります。私は間違いなくこの代表チームのファンであり続けますし、今後もドイツ代表が継続して良い結果を残せることを願っています。そうすれば、2026年のワールドカップでも、優勝の最有力候補の1つになれるはずです。私たちには素晴らしいコーチ、本当に強いチーム、素晴らしいチームスピリットがあります。これまで支えてくれたすべてのファン、スタッフ、コーチ、チームメイトに感謝します。光栄でした!ありがとう、ドイツ!」と、自身を支えてくれた人々への感謝を綴った。

【動画】ギュンドアンのプレー集

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