佐久間朱莉が全英へ「ゴルフ発祥の地で楽しみ」　河本結、川崎春花も“聖地”行き、日本勢19人が参戦予定

＜CAT Ladies　2日目◇17日◇大箱根カントリークラブ（神奈川県）◇6652ヤード・パー72＞

世界ランキング88位の河本結と同89位の佐久間朱莉が、来週開催される今季海外女子メジャー最終戦「AIG女子オープン」（22日開幕、スコットランド、セント・アンドリュース・オールドC）に出場することが決まった。同ランキング上位者の出場資格が繰り下がり、聖地行きのチケットを手にした。
河本は15日(木)の昼に出場の“吉報”を受け取った。「ちょっと悩みましたが、急いで手配をした感じです」と心境を告白。悩んだ理由は、次週出場する予定だった国内ツアー「ニトリレディス」にある。「自分の予定を変えるのがすごく嫌だったので、ニトリレディスにもフォーカスの仕方とか決めていたし、それを変更するのがすごく嫌でした」。

それでも、「セントアンドリュースに行きたかった。人生は1度しかないし」。“ゴルフの聖地”でのプレーを選んだ。今大会の初日を4オーバー・66位タイで終えた河本は、第2ラウンドのスタート前に体調不良のため、棄権をしている。

佐久間は、同じく15日(木)の夕方に連絡が届いた。「バタバタしながら出る方向に決めました。強行スケジュールになるのは、覚悟しています」。

全英出場がプロになって初めての海外遠征になる。「すごく楽しみです。ゴルフ発祥の地ということで、一度は回ってみたかったコースだった。あとメジャーにも挑戦したい気持ちがあったので、すごくいい機会だなと思います」と意気込んだ。

さらに、同ランキング91位の川崎春花も全英出場が決まっている。