片山晋呉も使っている! ミニドライバー対決を制したのはキャロウェイ 『10K』を抑えて1位に【ドライバー売り上げランキング】

7月にはキャロウェイとテーラーメイドからほぼ同時期にミニドライバーが発売された。両モデルともに発売前から話題になっていたが、発売初週である先週の売り上げデータではテーラーメイドの『BRNRミニドライバーカッパー』が5位、キャロウェイの『パラダイム Ai SMOKE Ti 340ミニドライバー』はなんと1位になった。実店舗でのミニドライバーの人気について、有賀園ゴルフ千葉店の黒須徹さんに話を聞いた。
「特にキャロウェイのミニドライバーはよく売れていますね。発売前から予約も入っていましたし、発売後も試打をしたり、手にとる人が多いです」
 
売れている理由は?
 
「ミニドライバーはヘッドサイズが小さいので難しい印象が強かったのですが、『パラダイム Ai SMOKE Ti 340』はつかまりが良くて、今までのミニドライバーよりやさしいという声が多いです。だからアスリートゴルファーだけではなくて、アベレージゴルファーでも打ちやすいと言って購入しています」
 
AIフェースを採用している『パラダイム Ai SMOKE Ti 340』だが、そのフェースは『Ai SMOKE MAX-D』をベースにしているので、ドローバイアス設計に近い性能になっている。
 
片山晋呉は、今季の「日本プロゴルフ選手権」で3番ウッドの代わりに44インチのキャロウェイ『パラダイム Ai SMOKE TI340ミニドライバー』(ロフト11.5度)を投入。翌週の「セガサミーカップ」では、ロフト13.5度のテーラーメイド『BRNR ミニドライバー カッパー』を採用していた。
 
「距離を抑えたいホールやちょっと嫌だなというホールのティショットで使います。僕の場合、残り200ヤードでも180ヤードでも、(ショットの精度が)変わらないからね」と片山はミニドライバーを絶賛。「3番ウッドより飛ぶし、球も上がってやさしい」と3番ウッドの代わりに使用していた。一般のゴルファーはドライバーの代わりとして購入していくのか? それとも3番ウッドの代わり?
 
「ほとんどのゴルファーはドライバーとして買っていますが、一部の上級者は3番ウッド用とかセカンドドライバーとして使っています」
 
今年は10Kヘッドと言われる『G430 MAX 10K』や『Qi10 MAX』がドライバー市場をリードしてきたが、下半期に入ると10Kとは真逆のミニドライバーがブレイクしている。
 
【ドライバー売り上げランキング トップ3】
1位 キャロウェイ パラダイム Ai-SMOKE Ti 340
2位 ピン G430 MAX 10K
3位 キャロウェイ パラダイム Ai-SMOKE MAX
※データ提供:矢野経済研究所、7月22日~7月28日のデータ
 
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