今夏の去就に注目が集まるコマン…バイエルンは売却に前向きも本人がフェネルバフチェ移籍を拒否?

 バイエルンに所属するフランス代表FWキングスレイ・コマンが、フェネルバフチェへの移籍を拒否したようだ。16日、ドイツメディア『スカイ』が伝えている。

 現在28歳のコマンは、パリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織出身で2013年にトップチームへと昇格した。2013年2月にはクラブ史上最年少となる16歳246日でデビューを飾るなど大きな期待を集めたが、プロ契約締結を拒否して2014年7月にユヴェントスへ加入。翌年8月にはバイエルンにレンタル移籍すると、2017年4月に完全移籍へと移行した。2023-2024シーズンは公式戦27試合に出場して5ゴール3アシストを記録。EURO2024に臨むフランス代表にも選出されたものの、グループステージ1試合の出場にとどまった。

 12年ぶりの無冠となった2023-2024シーズンからの逆襲に燃えるバイエルンは、今夏にヴァンサン・コンパニ監督を招へい。日本代表DF伊藤洋輝やポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、フランス人MFミカエル・オリーズらの獲得に成功し、順調に補強を進める同クラブだが、複数の主力選手には退団が噂されている。

 以前からコマンにも売却の可能性が報じられており、クラブも退団を許可している模様。なかでもフェネルバフチェが強い関心を寄せており、交渉の進展には大きな注目が集まっていた。

 しかし、同メディアのフロリアン・プレッテンバーグ記者によると、コマン自身がフェネルバフチェへの移籍を「別の計画がある」として拒否した模様。一方で、バイエルン側は依然として2027年まで契約を残す同選手の売却に前向きであり、後釜としてレンヌに所属する19歳のU-23フランス代表MFデジレ・ドゥエの獲得を目指しているという。

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