
ミランがモナコ所属のフランス代表MFユスフ・フォファナの獲得に向けて動いているようだ。10日、『スカイスポーツ』や『ガゼッタ・デロ・スポルト』など複数のイタリアメディアが伝えている。
現在25歳のY・フォファナは2018-19シーズンにストラスブールでプロデビューを飾り、2020年1月にモナコへ完全移籍加入。同クラブはボランチの主軸としてここまで175試合に出場し7ゴール15アシストをマークしている。2022年9月にはフランス代表デビューを飾り、同年末のFIFAワールドカップカタール2022では6試合に出場。EURO2024に臨むメンバーにも名を連ねるなど、ここまで国際Aマッチ通算21試合に出場している。
そんなY・フォファナにセリエA移籍の可能性が浮上しているようだ。報道によると、ミランが同選手の獲得に興味を示しており、モナコとの交渉開始に向けて準備を進めているという。モナコ側は移籍金として2500万ユーロ(約44億円)を要求しているものの、ミラン側は現行契約が2025年6月末までとなっていることを考慮し、さらなる値下げ交渉に臨む構えを見せているようだ。
移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、Y・ファファナ本人はミラン加入を希望しており、すでに2029年6月末までの5年契約締結で個人合意に達しているという。なお、モナコはノッティンガム・フォレストが提示した3000万ポンド(約62億円)のオファーを拒否したことが報じられている。
来る2024-25シーズンはパウロ・フォンセカ監督の下で新たなスタートを切るミラン。中盤の即戦力としてY・ファファナを獲得することはできるだろうか。今後の動向に注目が集まる。