ピンを直接狙うとダボの危険も! グリーンを“4分割”してNGエリアを見極めれば「90」が切れる!

「確実に90台、できれば80台で回りたい」というゴルフ大好き芸人・やすさん。ダブルボギーを叩かないためのグリーンの狙い方を、2021年のシニアツアー賞金王・篠崎紀夫が教える。ピンを直接狙うと痛い目を見る!?

【やす】いつもダボを叩いてしまうのがパー3。意外と難しい……。

【篠崎】まずは、パー3はボギーでOKと考えることが大事。グリーンを外しても寄せやすい位置を狙うことで、ダブルボギーが防げます。2オン2パットと考えると、重圧も感じないはず。

【やす】確かにそうですね。パー3をパー4と考えればだいぶ楽です。

【篠崎】大事なのが、ピンを中心にグリーンを4分割して考えること。絶対ダメなNGエリアを見極めて、OKエリアを設定することで、リスクマネジメントができます。

【やす】なるほど。ピンを直接狙わないんですね。

【篠崎】まずグリーンを左右に分割してNGエリアを考えましょう。その次にグリーンを上下に分割してNGエリアを設定します。最後に4分割して絶対入れてはいけないエリアと最も安全なエリアを見極めます。

【やす】例えばどんな状況ですか?

【篠崎】グリーンの左奥に難しいバンカーがあり、右手前に向かってグリーンが傾斜しているのであれば、右下のエリアを狙えば上りのラインが残る。この右手前のエリアに乗せれば、パーでは上がれますし、グリーンを外しても寄せやすいのでボギーでは収まりますよ。

■ずん・やすさん
1969年生まれ、宮崎県出身。お笑いコンビ・ずんで活躍するゴルフ大好き芸人。普段から米国男女&日本女子ツアーをTV観戦するほどのゴルフマニア。愛読書は『禅ゴルフ』で平均スコアは105。

■篠崎紀夫
しのざき・のりお/1969年生まれ、千葉県出身。小柄ながら小技と巧みなマネジメントで2007年の「ANAオープン」でレギュラーツアー初優勝。21年にはシニアツアーで3勝を挙げて初の賞金王に輝いた。北谷津ゴルフガーデン所属。
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90切りを目指すアベレージゴルファーなら、上げるアプローチと転がすアプローチの最低2種類が打てればOK。関連記事の【90を切るアプローチは、SWの“ピッチショット”&PWの“ランニング”の2種類でいい】を読んで、やさしい上げ方と転がし方をマスターしよう。

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