シェシュコを巡りアーセナル、チェルシー、マンUが争奪戦へ…契約解除金は約110億円か

 ライプツィヒに所属するスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコに対し、複数のメガクラブが関心を寄せているようだ。6日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在21歳のシェシュコは身長195cmの大型センターフォワード(CF)。オーストリアの名門ザルツブルクで頭角を表すと、FCリーフェリングへのレンタルを経て、2023年夏にライプツィヒへ完全移籍で加入した。すぐさま前線の主軸に定着し、2023-24シーズンは公式戦42試合の出場で18ゴール2アシストをマーク。今夏の移籍市場では多くのクラブの“注目の的”となっている。

 熱烈な関心が伝えられているのがアーセナル。マンチェスター・シティとの熾烈な優勝争いに敗れ、プレミアリーグで2年連続の2位に終わった同クラブは、今夏の移籍市場での戦力拡充を計画中。とりわけCFの補強の優先事項としており、ニューカッスル所属のスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクらと並び、シェシュコも獲得候補の1人に数えられているようだ。また、選手本人がアーセナル移籍を前向きに検討しているとも報じられている。

 その一方で、チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドも以前からシェシュコの動向を注視しており、今夏の移籍市場で獲得に乗り出す可能性があるという。移籍市場に精通するドイツメディア『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、「来シーズン、彼がプレミアリーグでプレーし、得点を量産するする姿を見られる可能性は非常に高い。ブンデスリーガでは見られないだろう」と前置きしつつ、「マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、アーセナルが問い合わせを行い、最初の交渉を開始したことは確認済みだ」と指摘している。

 なお、2028年6月末までとなっているライプツィヒとシェシュコの現行契約には、6500万ユーロ(約110億円)の契約解除条項が付随している模様。果たしてどのクラブが契約締結に漕ぎ着けるのだろうか。プレッテンベルク記者は「シェシュコはEURO2024に完全に集中しているが、今後2、3週間以内、または大会終了後に決定が出ると考えている」と自論を展開している。

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