鎌田大地、“恩師”率いるクリスタル・パレス加入が濃厚に?…ラツィオとの交渉は決裂か

 ラツィオに所属する日本代表MF鎌田大地がクリスタル・パレス加入に近づいているようだ。31日、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が伝えている。

 現在27歳の鎌田は2017年夏にサガン鳥栖からフランクフルトへ加入。途中ベルギーへのレンタル移籍を経験しつつ、約5シーズンで公式戦通算179試合出場40ゴール33アシストという成績を残し、2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)制覇に大きく貢献した。その後、契約満了に伴い2022-23シーズン限りで同クラブを退団。昨年夏にセリエAの強豪ラツィオに加入した。

 マウリツィオ・サッリ前監督の下では序列が低かったものの、3月のイゴール・トゥドール監督就任後は出番を増やし、2023-24シーズンは公式戦38試合の出場で2ゴール2アシストをマーク。シーズン最終盤はリーグ戦9試合連続でスタメンに名を連ねるなど存在感を示していたが、現行契約が6月末で満了となることから去就には注目が集まっている。

 当初はラツィオとの新契約締結で口頭合意に達したとも報じられていた鎌田だが、今夏にフリートランスファーで新天地を求める可能性が高まっているようだ。ロマーノ氏によると、同選手とラツィオとの交渉は契約解除条項を巡り決裂したとのこと。フランクフルト時代に指導を受けたオリヴァー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスからはオファーが届いており、移籍成立が間近に迫っているという。

 クリスタル・パレスはロンドン南部をホームタウンとするクラブ。2023-24シーズンのプレミアリーグでは第23節終了時点で14位に低迷していたが、2月のグラスナー監督就任後は13試合で7勝3分3敗と息を吹き返し、最終的に10位でフィニッシュした。

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