カット軌道の特効薬 トップから時計回りに『クルクル』でヘッドがインからクルー!

2019年に発足した「マイナビネクストヒロインゴルフツアー」は、JLPGAプロテスト合格前の若手女子ゴルファーが経験を積むための、賞金がかかった真剣勝負の場である。ここから河野杏奈、山田彩歩、木村怜衣、政田夢乃などが女子プロテスト合格を果たしている。今年のネクヒロを戦う24歳の岸紗也香に、カット軌道を直すコツを聞いた。
「私も調子が悪くなると、アウトサイド・インのカット軌道で振ってしまう癖があります」という岸。これを防ぐために岸が行っているのは、トップの形から胸を右に向けたまま、クラブを自分から見て時計回りにクルクルと2、3周回すドリルだ。

「アウトからクラブが下りてくるのは、反時計回りに回しているから」。つまりクラブが外回りしてかぶって下りてくる。それを時計回りに回す癖をつけることで、ヘッドが内回りしてインから下ろしやすくなるのだ。

胸を右に向けたままクラブを回すことで、切り返しで早く体が開くこともなくなる。ツアープロを見ていても、クラブが外側からかぶって下りてくる選手はいない。ローリー・マキロイ(北アイルランド)のようにインからボールを強く叩くためには、クラブをクルクルと回す動きを覚えよう。

■岸紗也香
きし・さやか/1999年生まれ、兵庫県出身。坂田塾出身で2018年の「関西女子学生春季新人戦」で優勝している。目標にしている選手は宮里藍。
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