“メジャー・ハンター”のブルックス・ケプカが全米プロ4勝目へ「やっぱりメジャーは楽しみ」

<全米プロゴルフ選手権 事前情報◇15日◇バルハラGC(ケンタッキー州)◇7609ヤード・パー71>

現在はLIVゴルフに身を置くブルックス・ケプカ(米国)が、連覇をめざす大会を前に会見に臨み、いまの気持ちを明かした。米ツアー通算9勝のうち、本大会3勝、「全米オープン」2勝で“メジャー・ハンター”の名をほしいままにしてきた。昨年大会ではLIV勢初のメジャータイトルも獲得。今年も大将役として、メジャー6勝目を狙う。
今月上旬のLIVシンガポール戦で同ツアー4勝目を飾るなど、調子は悪くない。先月の「マスターズ」では不本意な45位という結果に終わり、「チームに謝った」と、ふがいなさのあまり周囲に頭を下げるほど悔しかったという。「罰のようなトレーニングも科されて」と、必至に調子を取り戻し、東南アジアで勝利し、今大会を迎えることができた。

「勝ったあとは何も反省したり考えることはないけど、負けた後は振り返りが大事」。そんな気持ちで過ごしたマスターズ後の1カ月。相性のいい大会にしっかりと間に合わせてきた。

毎年コースが変わる全米プロだが、今年のバルハラGCは10年ぶりの開催。前回開催の2014年には15位タイに入っている。その14年大会はローリー・マキロイ(北アイルランド)、00年大会ではタイガー・ウッズ(米国)が勝利と、長距離砲が有利と言えそうだ。

「このコースはロングヒッターが有利。まだ地面も軟らかいし、距離も長い。とにかくフェアウェイに置かないと」とビッグドライブをいかにフェアウェイに置くかが勝負のカギ。「やっぱりメジャーは楽しみ。ベストなメンバーと戦うなかで、彼らにもいいプレーをしてほしいし、自分もそう。そして勝つことができればいい」と戦闘態勢に入っている。

18、19年に続く2度目の大会連覇へ。「やはりメジャーは楽しみ。このためにやっている」とハンターが、初日からフルスロットルで難コースに挑んでいく。

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