「どういうモチベーションでいけば…」 西村優菜は“宿題”持ち越しも「意味のある一日」

<コグニザント・ファウンダーズカップ 最終日◇12日◇アッパー・モントクレアCC(ニュージャージー州)◇6536ヤード・パー72>

10度を下回る気温と冷たい雨、そしてショット不調にも悩みながら66位で迎えた最終日。西村優菜は少し気分が沈むなかでスタートを迎えていた。「どういうモチベーションでいったらいいのか分からなくて。難しい部分はあった。でも、どこを修正できるかを考えながらできたので、意味のある一日だったと思う」。5バーディ・3ボギーの「70」と伸ばし、トータルイーブンパー・50位タイで4日間を終えた。
先週からのショットの不調については、きょうも試行錯誤が続いたまま。2日目には「腕の力感」を意識してアンダースコアをマークできたが、3日目はそれがハマらなかった。ズレの原因はどこにあるのかを探っている。

「きのう練習したことをきょうは意識して、途中でダメになったら違うことを意識したりした。うーん…。なにが正解かまだ分からない感じ」。宿題の答え合わせは次戦以降に持ち越しとなった。

そのなかでも、「うまくごまかしながらスコアを作った感じ」と厳しいコンディションのなかで2アンダーにまとめた。前日にダブルボギーとした3番ではバンカーからのアプローチが4メートルと寄せきれなかったが、決めてパーセーブ。パーオンは12回と決して多くはなかったが、「気持ち的にはうまく回れた18ホールだった。ショット以外は良かった」とウェッジ、パターでそれをカバーした。

最終日が行われた12日は母の日。「美味しいものを食べにいきたい」と、帯同して献身的に支えてくれる母・枝里子さんに感謝を伝えるつもりだ。来週は自由の女神を望むマンハッタンのふもとで連戦を迎える。(文・笠井あかり)

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