静岡ホビーショー開幕 会場では「ハコスカ」の実車も公開! 作りやすいプラモデルにした理由とは?

日産車のプラモが存在感発揮!

子どもに作ってもらうことを意識

 全国の模型メーカーなどが新商品を発表するプラモデルの見本市「静岡ホビーショー」が2024年5月8日、静岡市駿河区のツインメッセ静岡で開幕しました。

 会場では、実車を縮尺した新商品のクルマのスケールモデルが存在感を発揮していました。 青島文化教材社(アオシマ)は創業100周年を記念して、「ハコスカ」の愛称で親しまれた「KPGC10スカイラインGT-R」を1/24スケールの「スナップカー」シリーズを実車とともに公開しました。「スナップカー」シリーズは接着剤が不要で、塗装をしなくても実車のようなカラーリングが再現できるかなり簡単で値段もリーズナブルなプラモデルです。 いわゆる「ハコスカ」に全盛期に乗っていた人は現在60代以上ということで、もっと難易度の高いキットでもよい気もしますが、ブースの担当者は「子どもにも作ってもらいやすいことを重視しました」と話します。子どもは昔のクルマというより、見た目のデザインの好みで購入するケースが多いのだそうです。 現在は親世代もプラモデルを作った経験がない人が多いため、初心者でも分かりやすく、親子で考えつつ製作できるように配慮したといいます。また、若い頃「ハコスカ」に乗っていた人も久しぶりにプラモデルを作る人が多いため、作りやすい方がいいだろうという狙いもあるようです。 タミヤのブースでは、「1/24 NISSAN フェアレディ 240Z ストリートカスタム」が展示されていました。同製品は当時の定番カスタムパーツを装着した姿をモデル化したもの。2393ccの直列6気筒SOHCエンジンをはじめ、3連キャブレターなどの補機類も精密に再現されています。  クルマキットにここ数年力を入れているハセガワも、今回の目玉商品として「日産・シルビア(S110)」の1/24スケールテストキットを公開しており、会場では1960~70年代の日産車両のプラモデルが目立っていました。「静岡ホビーショー」は5月11日と12日に一般公開されますが、来場には事前予約が必要で、すでに定員に達しています。

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