『住友生命×ゴルフ』の活動 蝉川泰果は“持ち味”生かした社会貢献「頑張れば頑張るほど貢献できる」

昨季2勝を果たし国内男子ツアー賞金ランキング2位の蝉川泰果は、住友生命保健相互会社とスポンサー契約を締結した。8日に都内で記者会見を開き、そこではウェルビーイングな社会の実現に向けた社会貢献活動『蝉川泰果 Eagle Donation for Supported by 住友生命』を行うことも発表された。
この取り組みは、今季出場した試合で獲得したイーグル、ホールインワンの数とツアー優勝数に応じてポイントを積み立て、そのポイントに応じてこれからの日本を背負っていく多くの子どもたちへの支援、地球環境の保護に貢献する取り組みを行う団体へ寄付を行うものだ。

同じく住友生命とスポンサー契約を結ぶ女子プロゴルファーの西村優菜は『西村優菜 Birdie Donation for Supported by 住友生命』として“バーディ数”による社会貢献活動を行っている。この取り組みを提案された蝉川は、「西村プロもやられているバーディドネーションかなと思っていたけれど、去年のイーグル率が1位で歴代最多ということでイーグルドネーションのお話をいただいた。頑張れば頑張るほど社会貢献できるというのは本当にうれしいことです」と話した。

持ち味の飛距離とアグレッシブなプレーを生かし、昨季は国内ツアーで23個のイーグルを記録。イーグル率は『4.087』で史上最高記録をたたき出した。今季はすでに米国男子ツアー4試合と日本ツアー1試合に出場。4つのイーグルを獲得した。今季のイーグル目標数は「30個以上」。そして「海外1勝、賞金王を目指す」と意気込む。

会見に登壇した同社代表取締役・高田幸徳社長は「バイタリティあふれる飛び、イーグルが取れるロングドライブ」に魅力を感じた。「情熱あふれるプレーをしていただきたい。西村プロと並んで若手の代表として蝉川プロにもぜひ活躍いただいて、未来を支えるようなプレーをぜひ期待したい。蝉川プロと男子ツアー界も一緒に盛り上げていければなと思っております」と話した。

同社は長年にわたり、子ども絵画コンクールやアフタースクールプロジェクト、バイタリティアクションという取り組みを行っており、子どもたちの育成や教育、未来に向けた様々なサポートをしている。またゴルフのラウンドやウォーキングなどの取り組みで保険料が変動する健康増進型保険“住友生命「Vitality」”も展開している。

「新型コロナウイルスの影響でゴルフに人気が出た。ご年配の方だけではなく、若い方でもゴルフをされる方が増えてきています。それから生涯にわたって長くスポーツを続けられるという意味で、ずっと続けていく健康活動というものに親和性があるのではないかと思っています」(高田氏)

蝉川は幼少期に経験したラウンドで、ゴルフと健康に大きなつながりがあると感じていた。「僕は1歳半からゴルフを始めた。僕がコースデビューした小学校1年生くらいのとき、93歳でゴルフをされている方と回った。当時6歳、7歳だった僕が一緒に勝負できるスポーツでもあるし、歩くことによって健康維持と言われたりする。健康にはゴルフというスポーツはつながっていると思う」と話した。

住友生命「Vitality」の加入者は約130万人。そのなかでも「ゴルフに行ってポイントを重ねる方が大変多い」(高田氏)と、ゴルフを楽しみながら保険料を安くしているひとが多いとのこと。「ゴルフをしながらポイントを貯めて健康になろう」というメッセージのもと続けられている。

蝉川と西村の活躍や社会貢献活動を通して子どもたち、将来もゴルフができる環境がより良い方向へ向かっていくことが期待される。(文・高木彩音)

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