リヴァプールOB、今季終了後のサラー移籍を断言「100パーセント間違いなく今夏退団するだろう」

 かつてリヴァプールなどで活躍したマーク・ローレンソン氏が、同クラブに所属するエジプト代表FWモハメド・サラーの去就について言及した。16日、イギリス紙『デイリー・メール』がアイルランドのブックメーカー『パディ・パワー』での同氏のコメントを伝えている。

 今シーズンここまで公式戦27試合出場18ゴール8アシストを記録し、リヴァプールのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出やプレミアリーグ首位キープの原動力となっているサラー。開幕前にはサウジ・プロフェッショナルリーグ(SPL)のアル・イテハドが、同選手獲得に向け巨額の年俸と移籍金1億7000万ユーロ(約275億円)を提示したと報じられるなか、最終的にリヴァプールへの残留が決まっていた。

 サラー獲得を諦めていないと伝えられるアル・イテハドは、昨夏に続き今夏もオファーを提示すると見られているが、同選手とリヴァプールの現行契約は今シーズン終了後に残り1年となる。フリーでの放出を避けるため今夏での売却が噂されているサラーについてローレンソン氏は、「100パーセント、サラーは間違いなく今夏退団するだろう」と移籍を断言している。

 アル・イテハドからのオファーがありながら、一度は残留したサラーだが、「去年の夏には契約があった」と退団を免れた要因を指摘。続けて、「彼はサウジアラビアのようなところに行ってプレーするだろうし、リヴァプールが巨額の移籍金を得て、その裏で何人かの選手を獲得してくれることを期待している」と古巣に要望した。

 また、「サラーはサウジの王様になるだろう」と述べた一方、「彼は去年の夏にユルゲン・クロップ監督のオフィスに押しかけて『行きたい』と言うこともできたはずだ」と選手本人が移籍に向けてアクションを起こすことが可能であったと指摘。「彼はそれをしなかった」とサラーの行動を振り返っている。

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