ビジャレアルがゲデスのレンタル加入を発表! 背番号は「9」、マルセリーノ監督と再タッグ

 ビジャレアルは19日、ウルヴァーハンプトン(ウルブス)からポルトガル代表FWゴンサロ・ゲデスがレンタル移籍加入することを発表した。レンタル移籍期間は今シーズン終了時まで。背番号は「9」に決まった。

 ゲデスは1996年11月29日生まれの現在27歳。ベンフィカのアカデミーで育ったウインガーで、2014年10月にトップチームデビューを果たした。ベンフィカで徐々に成長を遂げると、2017年1月にはパリ・サンジェルマン(PSG)へ完全移籍。しかし、PSGでは定位置の座を掴めず、わずか半年でバレンシアへのレンタル移籍が決定した。

 バレンシアでは左サイドの2列目を主戦場として欠かせない主力に君臨。加入初年度のラ・リーガでは33試合の出場で5ゴール11アシストを記録した。翌年に完全移籍へ移行してからもその存在感は変わらず、破壊力抜群のシュートを決める“ゴラッソマシーン”としても名を馳せていた。負傷に悩まされた時期もあったものの、トラブルを除くと常に主力の一角に君臨し、在籍した4シーズンで公式戦通算178試合出場36得点30アシストを記録していた。

 バレンシアを離れた2022年夏にはウルブスへ加入したものの、自身初挑戦のプレミアリーグでは本領を発揮できず、わずか半年間の在籍で古巣のベンフィカへレンタル移籍。今シーズンもレンタル継続となったものの、公式戦14試合の出場でノーゴール2アシスト、うちスタメン出場はわずか2試合と、ポルトガルで不本意なシーズンを過ごしていた。今回、ゲデスはベンフィカへのレンタル移籍契約を解除し、保有元のウルブスからビジャレアルへレンタル移籍することとなっている。

 ゲデスの新天地となるビジャレアルは、同選手の獲得を要望したとされるマルセリーノ・ガルシア・トラル監督が率いている。両者はバレンシア時代に師弟関係を築き、2018-19シーズンにはコパ・デル・レイ優勝も成し遂げていた。なお、ゲデスがラ・リーガでプレーするのは、バレンシアでの最終年となった2021-22シーズン以来のこと。“恩師”の下で、そして慣れ親しんだラ・リーガで、ゲデスはバレンシア時代の輝きを取り戻すことができるだろうか。

【動画】ゲデスがビジャレアルとの契約にサイン!

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