エンクンク、今節に待望のチェルシーデビュー？　指揮官「彼はチームに参加できる」

　チェルシーを率いるマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、同クラブに所属するフランス代表FWクリストファー・エンクンクについて言及した。15日、イギリス紙『デイリーメール』がコメントを伝えている。

　今夏ライプツィヒから2029年6月30日までとなる6年契約でチェルシーに加入したエンクンクは、プレシーズンマッチ初戦から出場し、4試合でチーム最多の3ゴールを記録するなど、新チームで快調なスタートを切っていた。しかし、プレミアリーグ開幕前最後の試合となった8月2日に行われたドルトムント戦で左ひざを負傷。これに伴い、手術を受けた同選手は長期離脱を余儀なくされていた。

　しかし、現在エンクンクは順調な回復を見せており、すでにトレーニングに参加しているとも報じられ、戦列復帰に近づいていることが明らかになっていた。そんななか、チェルシーを率いるポチェッティーノ監督は16日に行われるプレミアリーグ第17節のシェフィールド・ユナイテッド戦を前にした記者会見でエンクンクについて言及し、「彼はチームに参加できる」と同試合を戦うチームにメンバー入りすることを明かした。

　さらに「彼にプレッシャーをかけたくないので、今は落ち着いて静かにしているべき時だ。しかし、私たちにとって重要な選手が初めてチームに加わったことは、私たちにとっても、他の選手たちにとっても、そしてファンにとっても大きなモチベーションになる。私たちにとって非常に良いニュースだ」と続け、同選手の公式戦デビューが近づいていることを喜んだ。