
ローマが、U-21イタリア代表MFエドアルド・ボーヴェとの契約を2028年夏まで延長した。15日にクラブ公式サイトで発表した。
ボーヴェはテクニック、豊富な運動量、得点力を兼ね備えた万能型のMF。2002年5月16日にローマで生まれ、2012年にローマの下部組織に入団した。元主将のダニエレ・デ・ロッシ氏に憧れを抱いて育った少年は、同年代の中で傑出した才能を発揮し、アンダー世代で大活躍。2021年5月にトップチームデビューを果たした。
2021-22シーズンからチームを率いているジョゼ・モウリーニョからもその才能を高く評価されており、トップチームではこれまでに公式戦66試合に出場している。また、各世代別のイタリア代表でも主力として活躍しており、“アッズーリ”でのデビューも時間の問題だ。
ボーヴェは契約延長に際し、クラブ公式サイトを通じてコメント。次のようにローマへの愛を語った。
「この契約更新は、僕にとって大きな意味を持つ。子供の頃にローマに入団し、初めてフルヴィオ・ベルナルディーニ(ローマの練習施設)に足を踏み入れてきたときのことを思い出すと、今でも感傷的な気分になる。年々、僕の居場所に対する自覚は高まってきた。僕がプレーする環境、そしてジャロロッシのファミリーとともに歩む機会を与えてくれたクラブに感謝している」