
ドルトムントは、1月の移籍市場で左サイドバックの補強を検討しているようだ。15日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が報じた。
ドルトムントは現在、トップチームに5人のサイドバックがいるものの、左サイドを本職とするのはアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニのみ。同選手は1月からアフリカネーションズカップでチームを離脱する予定のため、代役となる選手の獲得を検討しているようだ。
予算の都合上、完全移籍での補強は困難なため、期限付き移籍で獲得可能な選手をリストアップ。レアル・マドリードのスペイン代表DFフラン・ガルシア、トッテナムからマンチェスター・ユナイテッドに期限付き移籍中の同国代表DFセルヒオ・レギロンが、候補に挙がっているという。
現在24歳のF・ガルシアはレアル・マドリードの下部組織で育ったものの、トップチームでの出場機会は恵まれずにラージョ・バジェカーノへ移籍。同クラブで頭角を表し、今夏に完全移籍でのレアル・マドリード復帰を果たした。シーズン序盤はスターティングイレブンで起用されていたものの、徐々に序列が低下し、ベンチスタートが続いている。
12月16日に26歳となったレギロンもレアル・マドリードの下部組織出身。2019-20シーズンに期限付き移籍したセビージャで活躍し、2020年9月にトッテナムへ完全移籍した。同クラブ移籍後はたびたび負傷に悩まされており、2022-23シーズンに期限付き移籍したアトレティコ・マドリードでもインパクトを残せなかった。1年間の期限付き移籍で加入したマンチェスター・Uではここまで公式戦10試合に出場しているものの、任意のタイミングでレンタル契約を打ち切れる条項が契約に付随している模様だ。