ミルナー、クロップ監督と衝突した過去を語る「『黙ってくれ!』とテーブルに手を叩きつけて…」

 ブライトンに所属する元イングランド代表MFジェイムズ・ミルナーが、かつてリヴァプールで指導を受けたユルゲン・クロップ監督とのやり取りを明かした。11日、イギリス紙『デイリー・メール』が同選手のコメントを伝えている。

 2015年からリヴァプールに加入し、今夏にブライトンへと移籍するまでプレミアリーグとチャンピオンズリーグ(CL)を含む、6つの主要タイトル獲得に貢献したミルナー。イギリスの『ハイパフォーマンス・ポッドキャスト』に出演した同選手がリヴァプール時代を振り返り、当時の指揮官との一幕を明かしている。

 かつて同クラブでプレーしたエストニア代表DFラグナル・クラヴァンから、「(2017年のサンダーランド戦で)クロップとミルナーは危うく取っ組み合いの喧嘩を始めるところだった」と暴露されていたミルナーだが、「彼はかなりいい人で気さくだった。ただ、もしかしたらハーフタイムは違うかもしれない」と指揮官の人柄について言及。「彼が自分の考えを選手に共有し、私は私の考えを共有したことがあった。そしたら彼が、『黙ってくれ!』とテーブルに手を叩きつけて叫んだんだ」と衝突した過去を赤裸々に告白した。

 一方で、「しかし、ユルゲンは偉大な人物で良い関係を築けていた。フィールドの外でも素晴らしい男で、私たちのチャリティー活動を大いにサポートしてくれた」と自身が熱心に取り組む慈善活動への協力に感謝を述べながら信頼を強調している。

 また、「ほとんどの場合彼は気さくで、たとえ会話の中で気に入らない点があっても、何かを返してくれると感じた」と口にしつつ、「その後に必ずもう一度考えてくれる。彼は選手の意見を受け止めるのが上手いし、私がいた間に彼が大きく変わったのを目の当たりにした」と指揮官の変化も感じていたようだ。

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