チェルシー、生え抜きMFギャラガーの売却を検討か…CF補強の資金捻出を画策?

 チェルシーが、補強資金捻出に向けてイングランド代表MFコナー・ギャラガーの売却を検討しているようだ。11日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 2度の指揮官交代に踏み切った昨シーズンはプレミアリーグで12位に終わり、欧州の主要コンペティションへの出場権を逃したチェルシー。マウリシオ・ポチェッティーノ新監督を招へいした今シーズンも不安定な戦いが続いており、ここまで16試合を消化しての戦績は5勝4分7敗。現時点で首位リヴァプールと「18」ポイント差の12位に低迷している。

 0-2で敗れた現地時間10日のエヴァートン戦後、ポチェッティーノ監督は「これから今シーズン開幕から今日までの大規模な評価が行われるだろう。私たちは真ん中の何かが欠けてしまっている。それが現実であり、私たちは現実を改善する必要があるかもしれない」などとコメントし、来る1月の移籍市場での補強の必要性を示唆。実際にクラブがセンターフォワード(CF)の補強に向けて動いており、ナポリ所属のナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘンやブレントフォード所属のイングランド代表FWイヴァン・トニーの動向を注視しているとも報じられている。

 一線級のストライカーを補強するにあたっては高額の移籍金が必須となるため、現在チェルシーは獲得資金の捻出方法を模索しているとのこと。今回の報道によると、現行契約が2025年夏で満了となるギャラガーの売却が1月の移籍市場における選択肢の1つとして検討されているという。現時点で同選手との契約延長交渉は進行していない模様。また、仮にギャラガーが移籍市場に出された場合、トッテナムが興味を示す可能性があるようだ。

 現在23歳のギャラガーはチェルシーの下部組織で育った“生え抜き”ボランチ。複数クラブへのレンタル移籍を経て昨年夏に復帰し、昨シーズンのプレミアリーグ開幕戦でトップチームデビューを飾った。今シーズンはここまで公式戦18試合に出場し4アシストをマーク。イングランド代表DFリース・ジェームズ不在時にはキャプテンマークを巻くこともある。

 直近3度の移籍市場では合計10億ポンド(約1830億円)以上の補強費を費やしているチェルシー。果たして1月にも“大型契約”を締結することになるのだろうか。

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