レアル・ソシエダは4日、FWアンデル・バレネチェアのメディカルレポートを報告した。
2日に行われたラ・リーガ第15節オサスナ戦に先発出場したものの、前半16分に負傷交代を余儀なくされたバレネチェア。診断の結果は、右足首の捻挫とのこと。すでに理学療法による治療を開始しており、復帰時期については経過次第と明らかにした。
スペイン紙『アス』によると、負傷当初に懸念されたじん帯や膝には問題がなかったことで、年内中に復帰できるという見方だ。ただ、離脱期間は最大2週間になる可能性もあり、6日の国王杯3回戦と9日の第16節ビジャレアル戦の欠場は確実としつつ、首位突破がかかるチャンピオンズリーグ(CL)・グループD最終節インテル戦も見通しは立っていない模様。少なくとも、順調に回復すれば、18日の第17節ベティス戦か21日の第18節カディス戦には間に合うと報じている。
2018年12月にラ・リーガ初の21世紀生まれ選手として同リーグデビューを飾るなど、レアル・ソシエダでの将来を嘱望されているバレネチェア。特に今シーズンは、すでにキャリアハイタイとなる公式戦4得点を記録しており、“シンメ”の久保建英に負けず劣らずの存在感を発揮していただけに、クラブと選手本人にとって手痛い負傷となっている。