
アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋に賛辞を送った。29日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)・グループB第5節が29日に行われ、アーセナルはRCランスと対戦。13分にカイ・ハフェルツのゴールで先制すると、その後ガブリエウ・ジェズス、ブカヨ・サカ、ガブリエウ・マルティネッリ、マルティン・ウーデゴーア、ジョルジーニョが追加点を挙げ、6-0で大勝。この結果、アーセナルはグループBを首位で通過することが決定している。
この試合に右サイドバック(SB)として先発出場を果たした冨安はマルティネッリのゴールに繋がるパスを送ったことで、CL初アシストを記録したほか、ウーデゴーアの追加点もお膳立てして2アシストを記録。5-0で折り返した後半開始と同時に左SBのオレクサンドル・ジンチェンコとともに交代となり、代わりにベン・ホワイトとヤクブ・キヴィオルが出場していた。
好パフォーマンスを見せていたなか、前半のみの出場に終わった冨安について聞かれたアルテタ監督は試合後、「彼は素晴らしかったと思う」と絶賛した一方で、交代させた理由については次のように明かした。
「ただ、彼は多くの時間プレーしてきていて、私たちは本当に過密な時期を迎えている。現時点では後ろの選手の人数がとても少ないので、点差のこともあり、いくつかの変更を加えた。少し休ませるのと、他の選手に時間を与えるためにね」