トッテナム、FWハフィーニャの獲得を検討か…バルサは価格を約113億円に設定?

 バルセロナ所属のブラジル代表FWハフィーニャに対し、トッテナムが関心を寄せているようだ。19日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今夏に就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下、攻撃的でアグレッシブなサッカーを展開しているトッテナム。昨シーズンは8位に終わり欧州コンペティションへの出場権を逃したものの、今シーズンはここまで12試合を消化し8勝2分2敗の成績で勝ち点「26」を獲得。マンチェスター・シティ、リヴァプール、アーセナルに次ぐ4位につけている。

 そんなトッテナムをめぐっては、来年1月に幕を開ける冬の移籍市場での前線補強の噂が浮上。今回の報道によると、同クラブは当初センターフォワード(CF)の獲得を検討していたものの、韓国代表FWソン・フンミンが同ポジションで躍動していることから計画を変更したとのこと。現在はウイング(WG)の補強に興味を示しており、ハフィーニャの名前も獲得候補リストに含まれているようだ。

 現在26歳のハフィーニャはスポルティングやレンヌを経て2020年10月にリーズへ加入。同クラブでは「10番」を背負うなど攻撃の主軸として活躍し、2シーズンの在籍で公式戦通算67試合出場17ゴール12アシストという成績を残した。2022年夏には複数のクラブからの関心が報じられたなか、バルセロナへ完全移籍で加入。右WGを主戦場にここまで公式戦61試合に出場し12ゴール15アシストをマークしている。

 在籍2年目の今シーズンは自身の負傷やポルトガル代表FWジョアン・フェリックスらの加入、スペイン代表FWラミン・ヤマルの台頭などを受け、やや序列が低下しているハフィーニャ。現行契約は2027年6月末まで残されているものの、財政難に苦しむバルセロナが資金捻出のための売却に踏み切る可能性も否定はできないという。なお、バルセロナは同選手の価格を7000万ユーロ(約113億円)程度に設定する見込みと報じられている。

externallink関連リンク

●バルセロナ、カンセロの完全移籍移行を画策か…「前払い+3年の分割」で約82億円を捻出?●バルセロナ、主力4選手との契約延長交渉を開始へ?…いずれも現行契約は2026年夏まで●トッテナム、18歳のベリンガム“弟”に関心か…今夏加入のサンダーランドでリーグ戦全試合に先発中●プレミアリーグでNo.1の働き者とは? 走行距離ランキングトップ10●エヴァートンに勝ち点「10」剥奪処分…約231億円の損失で規定に違反、降格圏の19位に転落
externallinkコメント一覧

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)