吉田優利が会心ラウンドで笑顔 国内最終戦→米予選会の“勝負の晩秋”へ

<伊藤園レディス 最終日◇12日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6741ヤード・パー72>

会心のラウンドで笑顔の花が咲いた。吉田優利が6バーディ・1ボギーの「67」をマークし、トータル12アンダー・3位タイでフィニッシュ。「ここ最近で一番いい」と自画自賛の好プレーで3日間を締めた。
1番から2連続バーディで飛び出すと、9番でも1つ伸ばして前半3アンダー。後半では11番から圧巻の3連続バーディを奪い、一気に首位との差を縮めた。「自分がどれだけいいプレーができるか」ということだけに集中し、終わってみればこの日最多タイの6バーディを積み上げた。

「冬に近づくにつれて、やっぱりスイング(の調子)とかもまばらになってくる。そこでこういうスコアが出せたというのは、すごくいいこと」と、5試合ぶりのトップ5入りに口も滑らかだ。

今週の「大王製紙エリエールレディス」はスキップし、練習に時間を割く。国内最終戦の「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場した翌週には、いよいよ米女子ツアーの最終予選会(11月30~12月5日・米アラバマ州)に挑戦する。

今大会で1年半ぶりの復活Vを挙げた西郷真央も、吉田とともに最終予選会へ参加する。今回はライバルとして頂点を争ったが、Qシリーズに限れば同じ志を持つ仲間同士。その勝利にも刺激を受けて、23歳は期待を胸に海を渡る。

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