コロンビア国家警察、L・ディアスの両親誘拐事件で容疑者4人拘束…誘拐手配のギャング団メンバーら

 コロンビア国家警察は11日、リヴァプールに所属する同国代表FWルイス・ディアスの両親を誘拐した罪で容疑者4人を拘束したことを発表した。

 L・ディアスの両親は、先月28日にコロンビア北部のバランカスで見知らぬ男たちに車から呼び止められ、被害を受けた。母親は早期に解放されたものの、父親は武装集団に連れていかれてしまい、コロンビア国家警察が行方を追っていた。

 そして、今月9日には父親も無事解放。健康診断を受けた結果、健康状態は良好であり、虐待の兆候などもなかったことが分かっている。

 今回の誘拐事件を起こしたのは、コロンビアの反政府極左武装組織である民族解放軍(ELN)であることが明らかになっている。コロンビア国家警察によると、すでに容疑者4人が拘束されており、うち3人はELNに加担して誘拐の手配をしたギャング団のメンバーだという。

 以前より、南米ではサッカー選手の家族が誘拐被害に遭うケースが後を絶たない。ELNは、国内の治安を安定させることを目指しているグスタボ・ペトロ大統領率いるコロンビア政府との和平交渉を行っていたが、L・ディアスの両親を誘拐したことで和平交渉が決裂する可能性も指摘されていた。

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