“人気銘柄”ヴィルツ、今冬での移籍が噂されるも…レヴァークーゼンMD「アプローチは無い」

 レヴァークーゼンのマネージングディレクター(MD)を務めるシモン・ロルフェスが、今冬での移籍が噂されるドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツについて言及した。8日、ドイツ紙『キッカー』がコメントを伝えている。

 2003年5月3日生まれで現在20歳のヴィルツは中盤の攻撃的ポジションを主戦場とするプレーヤーで、2020年1月にケルンの下部組織からレヴァークーゼンの下部組織へ加入し、同年夏にトップチーム昇格を果たした。ここまで公式戦通算118試合に出場し29ゴール39アシストを記録しており、今シーズンもシャビ・アロンソ監督率いるチームの中心選手として存在感を放ち、公式戦15試合で6ゴール9アシストをマークしている。

 レヴァークーゼンとの現行契約を2027年6月末まで残しているヴィルツだが、かねてからビッグクラブへの加入の噂は絶えず、移籍市場での“人気銘柄”となっている。リヴァプールやバルセロナ、バイエルンといったクラブが動向を注視しているとも報じられており、その去就には大きな注目が集まっている。

 そんななか、レヴァークーゼンのMDを務めるシモン・ロルフェスが同紙のインタビューで今冬のヴィルツの移籍の可能性について言及し、「どのクラブからもアプローチは無い。そして誰もアプローチなど必要としていない」と主張。現時点ではどのクラブとも交渉を行っていないことを明かした。続けて、推定評価額と伝えられている移籍金8000万ポンド(約148億円)のオファーが届いた場合、売却を検討するかどうか尋ねられると「検討しない。我々はフットボールクラブだ。銀行ではない」とコメントし、ヴィルツが“非売品”であることを強調した。

 “非売品”でありながらも、依然として移籍の噂が絶えないヴィルツ。果たして、今後レヴァークーゼンを離れる日は来るのだろうか。今後の動向に注目が集まる。

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