
バルセロナに所属するU-17スペイン代表FWマルク・ギウが、快挙を達成した。22日、クラブ公式サイトが伝えている。
ラ・リーガ第10節が22日に行われ、バルセロナはアスレティック・ビルバオと対戦。0-0で迎えた79分にマルク・ギウが投入され、トップチームデビューを飾ると、そのわずか33秒後にジョアン・フェリックスのスルーパスに抜け出したマルク・ギウが右足でゴールへと流し込み決勝点をマーク。バルセロナは1-0で2試合ぶりの勝利を収めている。
なお、17歳291日にしてトップチームデビュー戦でゴールを挙げたマルク・ギウは、バルセロナ史上最年少でデビュー弾を決めた選手になったという。
試合後、マルク・ギウは「息ができないよ。ただこの瞬間を楽しんでいて、まだ飛んでいるようだ。チャンスが来た時にそれをものにするために、シーズン中ずっと努力をしてきた。ゴールキーパーが飛び出してきているのは見えたので、シュートを打とうと思った」と喜びを口にしながら、次のように続けた。
「出場する前に、シャビ(・エルナンデス監督)からはユースチームでやっていることと同じことをするように言われた。そして、自分のところに来たチャンスをものするようにとね」
また、シャビ監督も記念すべきゴールを記録したマルク・ギウについて「彼はゴールを決めることができるし、閃きもある。個人的にとても好きな選手だ。ここにはたくさんの才能があるから、ここで育った選手たちを起用することに何の躊躇もない。私にもそのような信頼を与えてもらった日があった」と語った。