
バルセロナに所属するポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキとスペイン代表MFペドリが実戦復帰に近づいているようだ。16日、イギリスメディア『アスレティック』やスペイン紙『アス』が伝えている。
シャビ・エルナンデス監督体制2年目の昨シーズンは4年ぶり通算27度目のラ・リーガ制覇を成し遂げたバルセロナ。連覇を目指す今シーズンは開幕からここまで9試合を消化し6勝3分と無敗を維持しているものの、首位レアル・マドリードには勝ち点「3」差を付けられ3位に甘んじている。そんななか、現地時間28日に控える第11節ではホームで首位チームと激突。今シーズン最初の“エル・クラシコ”を迎える。
“宿敵”との大一番を控えるバルセロナだが、今シーズンは序盤戦から負傷者が続出。現在もフランス代表DFジュール・クンデやスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ、オランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング、スペイン代表FWラミン・ヤマル、ブラジル代表FWハフィーニャらが戦列を離れるなど難しい台所事情となっている。
しかし、同じく離脱が続いている若き司令塔と絶対的エースストライカーは“エル・クラシコ”でのプレーに向けて着々と歩みを進めているようだ。今回の報道によると、ハムストリングの負傷により8月から欠場が続いているペドリが実戦復帰に近づいているとのこと。また、今月4日のチャンピオンズリーグ(CL)・グループH第2節のポルト戦(1-0○)で左足首を負傷したレヴァンドフスキについても、順調な回復を辿っていることが報じられている。両者ともに今週末のラ・リーガ第10節アスレティック・ビルバオ戦を欠場する予定だが、クラブ関係者はレアル・マドリード戦での復帰を期待しているという。
また、直近の2試合を欠場したハフィーニャはコンディションは回復しているものの、大一番でスタメン起用される可能性は低いという。一方で、F・デ・ヨングとクンデについては、レアル・マドリード戦での実戦復帰は難しい見込みだ。