「騒がしい一日」 渋野日向子は7バーディ奪取もチップインパー、3パットパーありに反省

<ビュイックLPGA上海 最終日◇15日◇チージョン・ガーデンGC(中国)◇6672ヤード・パー72>

3日目の「68」に続き、この日も7バーディ・3ボギーで「68」。渋野日向子が2日間で8アンダーをたたき出し、トータル4アンダーで4日間を終えた。ホールアウト後には大会を放送するWOWOWのインタビューに答え、「騒がしい一日だったなと思う」と振り返った。
10番スタートで3.5メートルを決めてバーディを奪取。ところが11番でボギーを叩いて振り出しに戻る。それでも13番から連続バーディで勢いに乗ったが、15番ではバーディパットがピンを過ぎ、傾斜を下ってグリーンに出る一幕も。ここをボギーとしてしまったが、続く16番でバーディ。しかし18番をボギーと、出入りの激しいゴルフで一つ伸ばすにとどまった。

後半に入ると2番でバーディを奪い、5、6番でもバーディ。後半はボギーを打つことなく、しっかりとスコアを伸ばし、ここについては「アンダーで回れてよかった」。ところが上がり2ホールは納得には遠い内容。8番パー4ではティショットを曲げてフェアウェイに出すだけ。3打目をミスしグリーン手前に外すと怒りの表情を見せる。奥のピンに対して放った次の一打がカップに吸い込まれパーとしたが、騒がしいゴルフには疲れた様子。

「ラッキーなのか何なのか分からなかったけど、パーでよかった」というこのチップイン・パー直後。18番のパー5では2オンに成功するも長いイーグルパットを2メートルショートし、結局3パットのパー。忙しい一日は悔しい上がりとなってしまった。

初日を3オーバー、2日目も1オーバーと2日間で4オーバー。対して週末は8アンダーと持ち直したが、表情はさえない。「出遅れたぶん、もったいないと思うところが多かった」と反省点がまず口をつく。「しっかり体調を整えて4日間いいプレーができるよう頑張ります」と次戦の韓国戦を見据えた。

昨年とはコースが違えど、最終日にホールインワンを達成した韓国大会。週末のようなゴルフでバーディを量産すれば、上位進出も見えてくるはずだ。

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