ヴィニシウス、エムバペのレアル移籍を望む？　「誰もが彼とプレーしたいと思っている」

　レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが、フランス代表FWキリアン・エムバペのレアル・マドリード加入の噂について語った。13日、スペイン紙『マルカ』がコメントを伝えている。

　現在24歳のエムバペは昨年、レアル・マドリードへの移籍が確実視されていた中でパリ・サンジェルマン（PSG）との契約を2025年まで延長。当初2025年6月末までの3年間と見られていた契約は、2024年までの2年間＋1年間の延長オプションであり、同オプション行使の期限は今年の7月31日に設定されていた。しかし、エムバペはこの延長オプションを行使しないことや、契約延長を行わない意向を明らかにしており、今夏でのPSG退団も噂されたものの、最終的には残留。そのため、未だ来季の去就は不透明なままとなっており、来夏にフリーでレアル・マドリードに移籍する可能性も度々報じられている。

　そんななか、レアル・マドリードの“エース”ヴィニシウスがフランス紙『レキップ』のインタビューに応じ、エムバペのレアル移籍の噂について言及し、「ここでは誰もがキリアンとプレーしたいと思っている。いつかそれが実現することを願っている」とコメント。エムバペとの共闘を望んでいることを明かした。さらに「彼は世界最高の選手の一人だ。おそらく今日では彼がベストだ。彼は自分だけのレベルを持っているよ」と続け、その実力に賛辞を送った。