
レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督が、ブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの復帰を明言した。23日、クラブ公式サイトが伝えている。
ヴィニシウスは今シーズンここまでラ・リーガで3試合に出場しているものの、8月25日に行われた第3節のセルタ戦で負傷交代を余儀なくされると、右足大腿二頭筋負傷と診断され、戦列を離脱していた。
しかし、24日に行われる第6節のアトレティコ・マドリード戦に向けた招集メンバーにヴィニシウスが名を連ねたことで同試合で復帰する可能性が浮上している。
アトレティコ・マドリード戦に向けた会見に出席したアンチェロッティ監督はヴィニシウスの状態について説明。「彼は昨日、このグループと一緒にトレーニングをした。ケガは治ったし、調子はいい。メンバーに入るだろうし、彼がどのような役割をこなせるかは明日見ていく」と招集メンバー入りした理由を説明しながら、次のように続けた。
「ヴィニシウスはリスクがないから、昨日も今日もトレーニングを行った。1パーセントでもリスクがあると考えたら、彼はプレーしないだろう。重要なことは、彼は完全に回復しているが、1カ月も離脱していたから、試合に向けたフィットネスを取り戻す必要がある。明日評価する」